令和元年6月よりスタートした勉強会、今年の予定は終了しました。
開催を希望の方は、ご連絡ください。

「頑張り過ぎないほうがうまくいく」

テニスのコーチであるティモシー・ガルウェイが「我々の内側には、想像するよりもはるかに自然で効率的に学び、ものごとを達成する能力が潜んでいる。」ことに気づき、これをわかりやすくまとめた物を「インナー・ゲーム」として本にしました。

もちろん、この考え方はテニスだけではなく、他のスポーツにも共通します。つまり、人間が能力を発揮するもの全てに有効な考え方です。実際にガルウェイの著書「インナーワーク」では、ビジネスに応用して成果を上げた事例やコーチングにインナー・ゲームを活用することについても書かれています。

スポーツにおいて、「試合で練習の通りに力を発揮出来たら・・」と思うことは無いでしょうか?仕事においても「ここ一番で緊張して思い通りのことが話せなかった・・」ということも。

インナー・ゲームは「集中の科学」とも言われ、人間が持っている力を常にしかも自然に力み無く発揮するための方法を教えてくれます。

私(石橋哲哉)自身、7年前にインナー・ゲームをベースとした「新インナー・ゴルフ」という本に出会い、プロゴルファーをはじめ、いろんな方に実践してもらい結果を残してきました。

この7年間、実際に読んだことがある方にもたくさんお会いしました。しかし、多くの方が「難しい」「わかるけど実践できない」と言っています。私なりに考えてみると、本では思考での理解は出来ても実際に体感しないと本質は理解できないのではないかと。

「インナー・ゲーム勉強会」では、

 *  インナー・ゲームとは?

 *  インナー・ゲームを体感、体験するポイント

についてお話しします。

この勉強会をきっかけに日常に仕事にスポーツにインナー・ゲームを活用してください。

○私(石橋哲哉)の体験談

 企業向けの研修講師をやっています。最大で7時間になることもありますが、話す内容を書いた原稿は一切無く、見てるのは受講生と同じテキストのみ。

 自分の中にあるリソース(知識・経験)は十分で、準備しなくても自然に言葉は出てくると信じているからです。インナー・ゲームを知ることでそう思えるようになりました。もちろん、「何を話そう?」と固まることもありません。

明確な目標を持ち、自分を信じて、観察を行えば、人は最大限の能力を発揮するのです。

○コーチングの変化

 私のセミナーの受講生で「コーチングが楽になった」と言う方がいます。

あれこれ考えることを手放し、ただクライアントを観察することと、その時に自分が感じたことを大切にするようにしただけで、セッションがどんどん進んでいくのを感じたそうです。

 「~ねばならない」を手放すのもインナー・ゲームの考え方です。

○過去のセミナーのアンケートより

* 観察をするだけで、修正しようとしなくていい、ということが驚きです。「考える」を大事にしてきたので、「感じる」だけで変わるということが実感できず、これからチャレンジしたいと思います。

*本を読んでセルフ1、セルフ2ばかりにとらわれていたので、知覚力という点がポイントとしれてよかった。ゴルフのスケーリングの話が非常にわかりやすかった。

*クライアントを信じきる。必ず出来ると信じることで、クライアントは変わることがわかった。

*「自修作用」クライアント・コーチも自分を信じることが大切!!

*「セルフ1になってはいけない」自体がセルフ1

 効率よくセルフ2になるためにはセルフ1も必要だというところに柔軟性を感じました。